【いまさら設定記事】三つの血族【エルドラージ】
2010年6月16日 ゲーム コメント (10)
GPTでは召喚の罠、デーモン、ゲームデーは黒緑三始祖ビッグマナ。
ニッセン予選でもデーモン、GP本戦は召喚の罠……
エルドラージの魅力にとりつかれたdds666は、ROE発売後常にエルドラージを使うことにこだわり続けてきた。
それだけ魅力的なのだ、この生物は。
公式でも紹介されたが、エルドラージの元ネタはクトゥルー+ギャラクタスだ。
こんないかにもな超怪物を、dds666は待ち焦がれていた。
発売から今にいたるまで、ひたすらの手段で使い倒し、
いや発売前から、すでに心奪われていた。
その時書いた設定記事はこちら
http://delete.diarynote.jp/201003250347447559/
幸い、非常に好評を得た。
GPではfoilのエムラ、foilの全ては塵。トレードではジョニーさんから北京語のエムラを手に入れ、いよいよ持ってエルドラージマニアの資格が出てきたところ。
最後のニッセン予選もエルドラージ使うぜ!! と新たなデッキを調整しているところだが、それはさておき。
しばらく前だけど、公式で新たな設定記事が出た。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/88
これはエルドラージの三血族についての設定と、カード化前のコンセプトアートなどが乗せられたものだ。
とくにコンセプトアートは興味深いので、英語がわからなくても見る価値大あり。
とりあえず右の写真については、それぞれ
エムラクール
ウラモグ
コジレック
の初期デザインと言うことになる。
以下、ざっと自分なりの噛み砕いた説明。
エルドラージはすべて、三始祖のどれかに連なる血統を持っている。
三血族にはそれぞれ特徴があり、血族は大なり小なり、能力や外見的に始祖の特徴を受け継いでいるのだ。
カード化されているエルドラージ・クリーチャーは、すべてこの特徴に従って、どの血族か判別できる。
1・エムラクール
もっとも巨大で強大なエルドラージの始祖。具現化した恐怖であり荒廃。マーフォークの神話ではエム、コーの神話ではエメリアとして伝えられる空の神。
空の神と言うだけあって飛行能力をもつが、これは不可思議で理解不能な力で重力をねじ曲げてのものらしい。また、近しい血統以外は飛行能力は受け継がれていないようだ。
外見的な特徴としては、不安定な左右非対称の肉体や、格子状になった筋肉組織が上げられる。海綿状のこの組織は、それだけで別個の生命体のように蠢いている。
また、名状しがたい異様な派手派手しい体色もその特徴の一つ。これは一定のものではなく、光の加減で色彩を変えるらしい。
これらの特徴から考えられる血族は、
「巣の侵略者」「エムラクールの孵化者」「エムラクールの手」
「解明」「面晶体のマトリクス」「消耗の蒸気」などにうつっているものもエムラクールの血族だろう。
公式ストーリーから推測するに、「臨死体験」で倒れているエルドラージはエムラクールではなくその血族のようだ(ギデオンは戦いの後エムラクールの姿を目にし、その圧倒的力感に絶望。解決策を見つけ出すために次元を後にした)。
・ウラモグ
マーフォークが信仰する海の女神ウーラとして伝えられる。
疫病の象徴であり、寄生者と宿主の見えざるつながりの象徴であり、「無限に廻る者」の二つ名の通り、破壊と創造の象徴でもある。
彼自身がそうであるように、大量の太い触手が外見的な特徴となるが、それ以上に特徴的なのは、無貌の髑髏を思わせる仮面である。
この血族は
「ウラモグの破壊者」「ウラモグの道滅ぼし」「ウラモグの種父」がカード化されている。
スペルにはより多く映っており「災難の範囲」「全ては塵」「裏切りの本能」「爆発的天啓」「思考の荒廃」他にもいくつか見受けられる。
ウラモグの血族はみな貪欲で破壊的だと言う。「災難の範囲」「全ては塵」などのスペルからも、その傾向は窺い知れる。
・コジレック
マーフォークが崇拝するペテンの神コーシとして伝えられる。
コジレックとはすなわち幻影であり、謎であり、嘘であり、精神の支配であり、変身であり、実験である。恐慌の混乱、謎に包まれた罠、思考を掻き混ぜるものとも呼ばれる。
コジレックの血統は強固な肉体を板金鎧のような外骨格に覆い、刃やノコギリに似た形状の突起物を備えている。あるいはこれらは本体を離れ、周囲に浮遊しているものもある。また、多数の目を持つものもある。
この血統のクリーチャーは多くカード化されており、
「背くもの」「コジレックの職工」「コジレックの捕食者」「肉食らうもの」「戦慄の徒食者」がいる。
ペテンの神として伝えられるだけあり、カードとしてはトリッキーな効果を持つものが多い。一方で残虐な行為を好むとも言われ、「死骸孵化」などはまさにそのとおりのものだろう。
いや~、やっぱりエルドラージはいいですね~。
スタン落ちするまでずっと使いそうです。
こうしてまとめてみると、なんとなくですが
エムラクール=青黒
ウラモグ=赤黒
コジレック=緑黒
的なイメージなのかなぁ、と。
まぁ実際には色の範疇を超えた能力を持っていて、それがまた魅力的な部分なんですが。
ニッセン予選でもデーモン、GP本戦は召喚の罠……
エルドラージの魅力にとりつかれたdds666は、ROE発売後常にエルドラージを使うことにこだわり続けてきた。
それだけ魅力的なのだ、この生物は。
公式でも紹介されたが、エルドラージの元ネタはクトゥルー+ギャラクタスだ。
こんないかにもな超怪物を、dds666は待ち焦がれていた。
発売から今にいたるまで、ひたすらの手段で使い倒し、
いや発売前から、すでに心奪われていた。
その時書いた設定記事はこちら
http://delete.diarynote.jp/201003250347447559/
幸い、非常に好評を得た。
GPではfoilのエムラ、foilの全ては塵。トレードではジョニーさんから北京語のエムラを手に入れ、いよいよ持ってエルドラージマニアの資格が出てきたところ。
最後のニッセン予選もエルドラージ使うぜ!! と新たなデッキを調整しているところだが、それはさておき。
しばらく前だけど、公式で新たな設定記事が出た。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/88
これはエルドラージの三血族についての設定と、カード化前のコンセプトアートなどが乗せられたものだ。
とくにコンセプトアートは興味深いので、英語がわからなくても見る価値大あり。
とりあえず右の写真については、それぞれ
エムラクール
ウラモグ
コジレック
の初期デザインと言うことになる。
以下、ざっと自分なりの噛み砕いた説明。
エルドラージはすべて、三始祖のどれかに連なる血統を持っている。
三血族にはそれぞれ特徴があり、血族は大なり小なり、能力や外見的に始祖の特徴を受け継いでいるのだ。
カード化されているエルドラージ・クリーチャーは、すべてこの特徴に従って、どの血族か判別できる。
1・エムラクール
もっとも巨大で強大なエルドラージの始祖。具現化した恐怖であり荒廃。マーフォークの神話ではエム、コーの神話ではエメリアとして伝えられる空の神。
空の神と言うだけあって飛行能力をもつが、これは不可思議で理解不能な力で重力をねじ曲げてのものらしい。また、近しい血統以外は飛行能力は受け継がれていないようだ。
外見的な特徴としては、不安定な左右非対称の肉体や、格子状になった筋肉組織が上げられる。海綿状のこの組織は、それだけで別個の生命体のように蠢いている。
また、名状しがたい異様な派手派手しい体色もその特徴の一つ。これは一定のものではなく、光の加減で色彩を変えるらしい。
これらの特徴から考えられる血族は、
「巣の侵略者」「エムラクールの孵化者」「エムラクールの手」
「解明」「面晶体のマトリクス」「消耗の蒸気」などにうつっているものもエムラクールの血族だろう。
公式ストーリーから推測するに、「臨死体験」で倒れているエルドラージはエムラクールではなくその血族のようだ(ギデオンは戦いの後エムラクールの姿を目にし、その圧倒的力感に絶望。解決策を見つけ出すために次元を後にした)。
・ウラモグ
マーフォークが信仰する海の女神ウーラとして伝えられる。
疫病の象徴であり、寄生者と宿主の見えざるつながりの象徴であり、「無限に廻る者」の二つ名の通り、破壊と創造の象徴でもある。
彼自身がそうであるように、大量の太い触手が外見的な特徴となるが、それ以上に特徴的なのは、無貌の髑髏を思わせる仮面である。
この血族は
「ウラモグの破壊者」「ウラモグの道滅ぼし」「ウラモグの種父」がカード化されている。
スペルにはより多く映っており「災難の範囲」「全ては塵」「裏切りの本能」「爆発的天啓」「思考の荒廃」他にもいくつか見受けられる。
ウラモグの血族はみな貪欲で破壊的だと言う。「災難の範囲」「全ては塵」などのスペルからも、その傾向は窺い知れる。
・コジレック
マーフォークが崇拝するペテンの神コーシとして伝えられる。
コジレックとはすなわち幻影であり、謎であり、嘘であり、精神の支配であり、変身であり、実験である。恐慌の混乱、謎に包まれた罠、思考を掻き混ぜるものとも呼ばれる。
コジレックの血統は強固な肉体を板金鎧のような外骨格に覆い、刃やノコギリに似た形状の突起物を備えている。あるいはこれらは本体を離れ、周囲に浮遊しているものもある。また、多数の目を持つものもある。
この血統のクリーチャーは多くカード化されており、
「背くもの」「コジレックの職工」「コジレックの捕食者」「肉食らうもの」「戦慄の徒食者」がいる。
ペテンの神として伝えられるだけあり、カードとしてはトリッキーな効果を持つものが多い。一方で残虐な行為を好むとも言われ、「死骸孵化」などはまさにそのとおりのものだろう。
いや~、やっぱりエルドラージはいいですね~。
スタン落ちするまでずっと使いそうです。
こうしてまとめてみると、なんとなくですが
エムラクール=青黒
ウラモグ=赤黒
コジレック=緑黒
的なイメージなのかなぁ、と。
まぁ実際には色の範疇を超えた能力を持っていて、それがまた魅力的な部分なんですが。
コメント
時々初手に大量に並んで萎えたりもしますがねw
そしてRoEに飛行能力を持っているエルドラージが江村さん本人しかカード化されていないことを考えるとまさか……第二第三のエルドラージも期待して良いってことでしょうか?
いつも楽しく読ませていただいております。
リンクさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
エムラクール様が一番好みかもしれませぬ。
ちょっとイソギンチャクっぽい。
しかしウラモゴ様がマーフォークの神だったなんてすごい驚きました
なかなか設定は練られていて面白いですね!
やっぱ、エルドラージはかっこいいな。
いい読み物見せてもらってありがたやありがたや。
僕もデーモンエルドラージに向けてパーツ集めに勤しんでます★
10m前後?
隣に描いてある人影が巨人ではない保障もないですが
全ては塵だと大きく見えるし…
エムラがどんな形してるのか絵を見てやっと分かりました。
ギデオンが話を広げてくれそうだし、やっぱりこれからも少しずつ出てくるんでしょうかね。
エルドラージが復活したからって悪いことばかりじゃないさ……
あんたの人生が悔いのないものだったならな
>>ぷろぱーさん
解明の絵に出てるヤツとかデザイン大好きなんでカード化して欲しいんですけどね
今後も出続ければ嬉しいんですが
>>loreさん
ですよね~
せっかく無色の非アーティファクトクリーチャーってカテゴリ作ったので活かして欲しいです
>>黒髭さん
こちらこそ、よろしくお願いします。
>>たまさん
エルドラージの設定はベタだけどすごくいいですよ
実際には神だと思ってた存在はどうしようもない怪物だったって感じですね
>>まりもっこりさん
エルドラージ最高や!
>>teppeiさん
コジレックのイラスト、目玉がいっぱいあってキモカッコイイ。
ウラモグは戸愚呂100%っぽいww
>>アキツンさん
初期設定画ぽいので実際とは違うかもしれませんね。
アメコミ版ではジェイスが道滅ぼしに襲われていますが、その対比はカードイラストぐらいな印象です。
ウラモグ御大は自分としてももっと巨大なイメージです。
公式「ケフ砦の戦い」の記述によるとエムラクールが50Mぐらいと言うことで、まぁモビルアーマーぐらいかw
>>弥狛さん
横ばいになってるウラモグがスゴイかっこいい。
これからもすこしずつ出てきてくれると面白いですね。
っつうかゼンディカーの最後はどうなったんでしょうか。まさかの滅亡エンドも、一回ぐらいあってもいい気が。