復讐蔦ってそんなに強いんだろうか
2010年6月26日 ゲーム コメント (6)いや、強いっすよ当然
だが敢えて問題提起
値段相応の強さがあるかということです
まず復讐蔦のスペック
4マナ4/3速攻、パワーインフレの進むスタンの中でもそこそこの性能と言える。稲妻の精霊と比べてもそのレシオの高さは一目瞭然だ。
特にポイントなのはパワー4と速攻という点
これにより前兆の壁を突破し、PWに対して出した返しで強力なダメージを与えられる
ジェイスの返しに蔦速攻パンチ、は最高の見せ場だ
PWを生かしておくと負けてしまうスタンダードにおいて、この速攻はあまりに偉大
実際のところ、復活機能がなくても速攻パワー4というだけで一定の評価はできる。
さらに蔦の特徴である復活機構について
やや条件が厳しいものの、一度でも復活できればアドが取れる
速攻と相まって、除去されたり戦闘で死んだあとでもテンポよく攻勢を続けられる。
上で述べたように速攻+パワー4はひとつのキーとなる打点である。
実際に復活可能なハンドでなくても、墓地にいるというだけで相手から見れば常にプレッシャーがかかっている状態である。
スタンのカードプールにも後押しされていて、ハンド0からでも血編みやイーオストップにより復活する可能性もある。
パワー4なので単騎であっても無視できず、除去しても復活してそのままプレッシャーをかけ続けてくる。
総じて、コントロール系相手には非常に強力なクリーチャーと言えるだろう。
例えば青白やPWC系のデッキにとっては、とても厄介なクリーチャーだ。
ただしこれらは、相手がディフェンシブなデッキであった場合である。
ビート相手(例えばナヤやバント)においては、ただの速攻クリーチャーで終わる場合が多い。
なぜならば、4点スルーして殴り合う展開になることが多く、こうなると復活機能など関係なくなるからだ。
しかもビート同士の場合、対コントロールと違ってこれ一体ではダメージレースに負けてしまう。
なので他のクリーチャーも展開していくことになるのだが、そうなるとハンドが減ってしまって復活機能が働かなくなってしまう。
結果、ただの4/3速攻としてしか働かないのだ。
こうなってしまうと、クリーチャーデッキ同士ではゲームをきめかねないロウクスの戦修道士や野生の狩りの達人などのほうが強力だと考えられる。
またさらなる問題もある。
ジャンド相手において、蔦は強いのか弱いのか。
これは非常に難しい問題といえる。
荒廃稲妻でディスカードして、返しで復活できればもちろん強い。
だが、毎回そうもうまく行くだろうか?
捨てたとしても、復活に足るクリーチャーがハンドにないかもしれない。
また序盤のダメージ要因として、普通にプレイしなければいけない場合もあるかもしれない。
そうした場合、蔦はただ地上を這う中型クリーチャーにすぎない。
いわゆるトリナクスの餌として一生を終えてしまうわけである。
最初の頃はその奇襲性から、ジャンド相手にも強いと言われていた蔦。
しかしその存在が認知され、ジャンド側にケアされてしまうと、案外弱い事に気づいてしまう。
「荒廃稲妻を打たれたときにハンドにあって」「さらに復活可能なクリーチャーがハンドに残せる」この状況において初めてジャンド相手にも強いと言えるわけだ。
蔦の名を一躍有名にしたキブラーバントは、とにかく蔦を復活させやすい構成になっていて、このデッキでの蔦はさしづめ不死身でありさすがに強い。
またとにかく蔦をプレイせずコントロールデッキとして動き、捨ててから出すというプレイスタイルで立ち回れるのも、さらなる付加価値を与えている。
デッキ全体が、蔦を全力でバックアップする形になっている。
さすがにデッキのキーとなっているだけあって、キブラーバントの蔦は強力だ。
蔦を復活させやすくするために極力スペルを廃したナヤやジャンドもある。
血編みをプレイすれば帰ってくるであろうと言うものだが、実際には復活の可能性は100%ではないし、そもそも蔦のためにデッキ構成をかなり歪めてしまっている。
こういったデッキの蔦は、トリナクスの餌食になってしまいがちだ。
ただし結局のところ、速攻というだけでも青白相手には強い。
結局のところ、メタや当たり方次第である。
プレッシャーをかけ続ける速攻ダメージソースとしてならかなり強いが、殴り合いのクリーチャーとしてはそこまで、と言うところではないだろうか。
トリナクスや聖遺を前に立ち往生、という姿を見ていると、少し複雑な気分になってくるクリーチャーである。
んー、しかし血編みが落ちたら有用な速攻クリーチャーってこれしかいないんだよね。
PW対策として(というかジェイス対策として)速攻はとても有効なので、結局一定の需要は残ると思うが……
ということを今日ジャンド相手に蔦チャンプされまくって思いました。
上手いプレイヤー相手だと本当復活しねえ。
手札に他のクリーチャーためさせてくれないもん。展開しないと負けちゃう。
だが敢えて問題提起
値段相応の強さがあるかということです
まず復讐蔦のスペック
4マナ4/3速攻、パワーインフレの進むスタンの中でもそこそこの性能と言える。稲妻の精霊と比べてもそのレシオの高さは一目瞭然だ。
特にポイントなのはパワー4と速攻という点
これにより前兆の壁を突破し、PWに対して出した返しで強力なダメージを与えられる
ジェイスの返しに蔦速攻パンチ、は最高の見せ場だ
PWを生かしておくと負けてしまうスタンダードにおいて、この速攻はあまりに偉大
実際のところ、復活機能がなくても速攻パワー4というだけで一定の評価はできる。
さらに蔦の特徴である復活機構について
やや条件が厳しいものの、一度でも復活できればアドが取れる
速攻と相まって、除去されたり戦闘で死んだあとでもテンポよく攻勢を続けられる。
上で述べたように速攻+パワー4はひとつのキーとなる打点である。
実際に復活可能なハンドでなくても、墓地にいるというだけで相手から見れば常にプレッシャーがかかっている状態である。
スタンのカードプールにも後押しされていて、ハンド0からでも血編みやイーオストップにより復活する可能性もある。
パワー4なので単騎であっても無視できず、除去しても復活してそのままプレッシャーをかけ続けてくる。
総じて、コントロール系相手には非常に強力なクリーチャーと言えるだろう。
例えば青白やPWC系のデッキにとっては、とても厄介なクリーチャーだ。
ただしこれらは、相手がディフェンシブなデッキであった場合である。
ビート相手(例えばナヤやバント)においては、ただの速攻クリーチャーで終わる場合が多い。
なぜならば、4点スルーして殴り合う展開になることが多く、こうなると復活機能など関係なくなるからだ。
しかもビート同士の場合、対コントロールと違ってこれ一体ではダメージレースに負けてしまう。
なので他のクリーチャーも展開していくことになるのだが、そうなるとハンドが減ってしまって復活機能が働かなくなってしまう。
結果、ただの4/3速攻としてしか働かないのだ。
こうなってしまうと、クリーチャーデッキ同士ではゲームをきめかねないロウクスの戦修道士や野生の狩りの達人などのほうが強力だと考えられる。
またさらなる問題もある。
ジャンド相手において、蔦は強いのか弱いのか。
これは非常に難しい問題といえる。
荒廃稲妻でディスカードして、返しで復活できればもちろん強い。
だが、毎回そうもうまく行くだろうか?
捨てたとしても、復活に足るクリーチャーがハンドにないかもしれない。
また序盤のダメージ要因として、普通にプレイしなければいけない場合もあるかもしれない。
そうした場合、蔦はただ地上を這う中型クリーチャーにすぎない。
いわゆるトリナクスの餌として一生を終えてしまうわけである。
最初の頃はその奇襲性から、ジャンド相手にも強いと言われていた蔦。
しかしその存在が認知され、ジャンド側にケアされてしまうと、案外弱い事に気づいてしまう。
「荒廃稲妻を打たれたときにハンドにあって」「さらに復活可能なクリーチャーがハンドに残せる」この状況において初めてジャンド相手にも強いと言えるわけだ。
蔦の名を一躍有名にしたキブラーバントは、とにかく蔦を復活させやすい構成になっていて、このデッキでの蔦はさしづめ不死身でありさすがに強い。
またとにかく蔦をプレイせずコントロールデッキとして動き、捨ててから出すというプレイスタイルで立ち回れるのも、さらなる付加価値を与えている。
デッキ全体が、蔦を全力でバックアップする形になっている。
さすがにデッキのキーとなっているだけあって、キブラーバントの蔦は強力だ。
蔦を復活させやすくするために極力スペルを廃したナヤやジャンドもある。
血編みをプレイすれば帰ってくるであろうと言うものだが、実際には復活の可能性は100%ではないし、そもそも蔦のためにデッキ構成をかなり歪めてしまっている。
こういったデッキの蔦は、トリナクスの餌食になってしまいがちだ。
ただし結局のところ、速攻というだけでも青白相手には強い。
結局のところ、メタや当たり方次第である。
プレッシャーをかけ続ける速攻ダメージソースとしてならかなり強いが、殴り合いのクリーチャーとしてはそこまで、と言うところではないだろうか。
トリナクスや聖遺を前に立ち往生、という姿を見ていると、少し複雑な気分になってくるクリーチャーである。
んー、しかし血編みが落ちたら有用な速攻クリーチャーってこれしかいないんだよね。
PW対策として(というかジェイス対策として)速攻はとても有効なので、結局一定の需要は残ると思うが……
ということを今日ジャンド相手に蔦チャンプされまくって思いました。
上手いプレイヤー相手だと本当復活しねえ。
手札に他のクリーチャーためさせてくれないもん。展開しないと負けちゃう。
コメント
前兆の壁と青系が勢力を凄まじく伸ばしてきて
そこに現れた解決策を皆が焦って購入している感じ。
しかし最近の神話の値段は狂っておりますなー・・・1枚でゲーム買えちゃいますもんね。
復習蔦って最初そんなだったんですか?勝ち組過ぎる!!
自分もビートやジャンド相手には苦しそうな印象があります。(使ったことないんですけどねw)
特にジャンドが入れる蔦は違う気がしますね。
蔦なしのレシピの方が綺麗に見えちゃうんですよね…
個人的には3kくらいが妥当ではないかと…
やっぱりポテンシャルは高いのでwww
先生、先達君が泣いてますw
冗談ですが復讐蔦の場合は単体スペックがやっぱり高いですよねぇ。正直回るところを見るまではキブラーバントを馬鹿にしてました、なんせ勝ち筋をそれに絞ってしまうのはあまりにも細いと思ったからです。が実際はそうではなくむしろ周りのパーツが勝ち筋わ分厚くしてるんですねー
>ひみつ
うらやましい限りで…
未知の領域とか買ってる場合じゃなかった!
本当、環境柄上がってきたって感じですね。
考えてみると怖いですよね、確かに一枚でゲーム買えちゃうとか……
2枚でBOX買えちゃうぐらいですもんねw
>>hokurinさん
発売当時、うちらの仲間内では「こんなん神話じゃなかったら100円レアだろwww」とか言われてたw
自分も強くないと思ってたけど、LSV先生がスゲースゲー言ってたのでとりあえず集めといたらブレイクしましたね。
狂猿一枚で二枚貰ったりしてました。
>>ジョニーさん
本当、クリーチャーデッキ同士だとかなり弱いですよw
まぁまだジャンド相手は荒廃稲妻で捨てて復活、という逆ハメがあるからいいですけど、バント相手とか悲惨w
蔦は活かすように作るとデッキ構成そのものをチューンしないといけないのが難点ですね。ポテンシャルを引き出せれば強い!
>>トーゴさん
ああw なんか赤いクリーチャーは火力としてしか見てませんでしたw
キブラーバントは自分も初見では弱そうな印象だったんですが、実際強い部分を確実に引いて運用できる構成ですよね。あれ、蔦が8枚ぐらい入ってるようなもんですよねw
>>弥狛さん
はっきり言って健全とは言えないですよね、お金がかかるのは仕方ないにしてもいくらなんでも……
神話4積みから始めよう、みたいな環境はさすがに苦しいし、初心者にも厳しすぎます。
未知の領域は自分も8枚買ってしまった……w