コモンにはやたら防御に偏ったクリーチャーが多く、戦線が膠着しそうとは前回に書いたこと。
その印象は今も変わらないが、改めて見なおしてみると……
実はこのM11、コンバットトリックが非常に多いことに気づく。

白……+2/+2飛行、全員+2/+1
青……1/1になる
黒……-1/-1&タップ
赤……+2/+0先制攻撃
緑……ジャイグロ

と、各色に必ずコンバットトリックが存在し、そのどれもがリミテッドの使用に耐えうるカードなのだ。
一回り大きい程度のブロッカーで安心していると、あっけなく戦闘で討ち取られてしまうかもしれない。
特に白のコンバットトリックはどちらも強力で、フィニッシュカードにもなりうる性能だ。
もともと飛行クリーチャーが多い色なので、これは気をつけないといけないだろう。
相手のマナが立っていない時に焼いておかないと、手痛いダメージを追うことになるかもしれない。

またさらに気づいたことがある。
こういったジャイグロ系コンバットトリックは得てしてピン除去でレスられてアド損しがちなものだが、今回はインスタントのピン除去がかなり少ない。
白のレンジストライク系(神聖な評決)が消え、黒も触手が消えたので、インスタント除去は確実に減っている。
これは上記ジャイグロ系カードがより強く使えるということだ。

とは言うものの、大体がシールドでは黒か赤を除去のために入れるものなので、実際にはインスタント除去がバンバン飛んでくるとは思うが……

なんだかんだで、蓋を開けてみないとわからないかな。
単純なカードプールだからこそ、どれだけのマナが立っていたら何が飛んでくる、という知識とケアが重要になるだろう。

しかし、どう見てもアンコとレアの性能が強すぎてそういうゲームになるんだろうなぁ……という予測が立ってしまうのが何ではある。
ド級サイズのレアクリーチャー相手だとジャイグロ系じゃ勝てないしねw
あー、精神の制御引きまくりたい。

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