グリクシスが牙を剥く!!(2)
2009年5月25日 ゲーム コメント (2)世間ではGP優勝したLSVの血編み髪スワンの話題で持ちきりですが、自分は使う気ないし、あの手のデッキは中身バレちゃった時点で強みが無くなるのでスルーで。
流石にジェスのゾンビは辛かったと言うのもありますが、色々あって昨日はシューの兄貴(昨日の予選では二位でした。さすがシューの兄貴ィ!(CV檜山))と深夜マジックでスタン回しまくってまして。
自分、プロキシ込みなら結構メタデッキは作ってあるので色々二人でデッキ代えたり意見しながら対戦して回してました。
使ったのは
・ドラン(ガドックなしヒル命令いり)
・白黒トークン
・赤黒ノンブライトニング
・グリクシストースト
・ジャンドビッグマナ
・青黒フェアリー
最終的に白黒トークンの安定性がマジぱねえ&一貫したプレイングで勝てるから楽で勝率最強(ただしメインではジャンドビッグマナに対してのみかなり不利)というつまらない結論に達したのですが、それより今回重要なのは
グリクシストースト
こいつです。
http://delete.diarynote.jp/200905220107357852/
原形はこれで、willowさん作のものを借りて回してみました。
ただし羽毛覆いは投げ槍に、ジェイスは熟考に変更。
で、結果。
あらゆるデッキ相手に全く勝てない。面白いぐらいに勝てない(ビッグマナだけは流石に相性差で勝てるけど、それでさえ3T目のカメコロにカウンター合わせられないと負ける)。
シューの兄貴から「Willowさんそんなウンコデッキで出たんっすかwww」「今日当たった初心者のカウンターバーンのほうがまだ強かったっすよwww」など様々な暴言を吐かれるのもやむなしの勝率。
「いや! これは普段コントロールを使っていない自分の回し方がゴミなだけなんっすよ兄貴ィ!」とデッキ交換してもマジで全然勝てない。
ちょっと笑えてくるぐらい勝てないです。
このデッキ、恐ろしくプレイングが難しいんです。
ナシフ型のトーストなら、耐えて耐えてドローしてアド差で……というゲームプランが明確ですが、このデッキにはそれがない。
亜神で攻勢に出るプランでいきたくても殴り合いでは勝てない。
カウンターでコントロールしきるにもドローが足りない。
クロックパーミしたくても盤面にクロックは作れない。
2T目苦花→投了。
「いや、熟考漂いよりジェイスのほうがやっぱり強いんじゃないのか?」というのでジェイスに戻したところ、確かに熟考よりは強かったです。
熟考程度のアドバンテージでは足りなかったんです。
でも、結局は勝てないw
1-9が2-8になったぐらいです。
で、しかしですね。
このデッキのパワーはこんなものではないはず。
いや、違う。
諦めたくなかったんです。
グリクシスカラーのデッキを、グリクシスにしか出来ないデッキを!
プレイングが違うんじゃないのか? このカードが弱いんじゃないのか? と様々に思考を巡らせ二人で回しているうち、勝てる試合がわかってきました。
ポイントは、シューの兄貴が前使っていたナシフ型トーストの対戦。
あまりにもフェアリーに勝てなかったので「じゃあこっちで。まぁ、そのデッキに100%負ける気しませんけどwww」「まーメインはこっちのが腐るカード多いんで負けるかもしんないけど同系メタまで用意してあるサイド後なら絶対負けないっすよwww」と言う事での対戦でしたが……。
グリクシスの圧勝。
サイド後でも圧勝。
何故か?
無論、メインでのジェイスが同系で激烈に強い、と言う点は大きいです。
しかしそれ以上に、勝ち筋が明確だった。
つまりはバーン戦略。
トースト同士だと基本はひたすら動かず土地おきまくってドローを相手エンドで撃ちその内無駄カードのディスカードに入る、なんていう勝負になってきますが、このデッキは違った。
『エンド火葬本体』
『エンドジャベリン本体』
『デミゴ』『カウンターされたら二匹目デミゴ』
ジェイスで肥えた手札から繰り出される火力の雨は相手プレイヤーを焼ききるには十分すぎました。
サイド後。
相手の2T目《遁走の王笏/Scepter of Fugue(CON)》は同系デッキをズタズタにする恐るべき神器ですが、それですら勝ちました。
つまりバーン&呪詛術士戦略。
サイドの呪詛術士がマジで最強だったんです。
「ちょ」
「これじゃね?」
「このデッキの勝ちパターンってこうなんじゃね?」
サイドの呪詛術士をメインに積んで、色々なデッキとやり直す。
すると驚くべき事に勝率はうなぎのぼり。
白黒トークンやフェアリーに2T目ニガバナ張られても本体狙いで勝てるようになってくる。
さらに並行し、ジェイスの使用方法も変わってきた。
基本はお互い1ドロー。
これで火力をひきまし、その火力で持って本体を焼ききる。
つまりフルバーンにおける《吠えたける鉱山/Howling Mine(10E)》+フォッグ効果というカードになってくる。
相手がビートでも何でも基本はお互いワンドロー。
どうせ引かせても本体ダメージで勝てる。
いっぱい出してきたら流弾でまくる。
残酷原理が通れば相手に与えたドローごと手札が飛ぶ。
これによりグリクシストーストは、『青命令の入っている、息切れのないバーン』とでも呼ぶべき、まったく類を見ないデッキへと変化を遂げていったのです。
この不気味さ、異様さ……まさにグリクシスに相応しい異形のデッキ!
長くなってきたので、その最終レシピは次の日記で!
流石にジェスのゾンビは辛かったと言うのもありますが、色々あって昨日はシューの兄貴(昨日の予選では二位でした。さすがシューの兄貴ィ!(CV檜山))と深夜マジックでスタン回しまくってまして。
自分、プロキシ込みなら結構メタデッキは作ってあるので色々二人でデッキ代えたり意見しながら対戦して回してました。
使ったのは
・ドラン(ガドックなしヒル命令いり)
・白黒トークン
・赤黒ノンブライトニング
・グリクシストースト
・ジャンドビッグマナ
・青黒フェアリー
最終的に白黒トークンの安定性がマジぱねえ&一貫したプレイングで勝てるから楽で勝率最強(ただしメインではジャンドビッグマナに対してのみかなり不利)というつまらない結論に達したのですが、それより今回重要なのは
グリクシストースト
こいつです。
http://delete.diarynote.jp/200905220107357852/
原形はこれで、willowさん作のものを借りて回してみました。
ただし羽毛覆いは投げ槍に、ジェイスは熟考に変更。
で、結果。
あらゆるデッキ相手に全く勝てない。面白いぐらいに勝てない(ビッグマナだけは流石に相性差で勝てるけど、それでさえ3T目のカメコロにカウンター合わせられないと負ける)。
シューの兄貴から「Willowさんそんなウンコデッキで出たんっすかwww」「今日当たった初心者のカウンターバーンのほうがまだ強かったっすよwww」など様々な暴言を吐かれるのもやむなしの勝率。
「いや! これは普段コントロールを使っていない自分の回し方がゴミなだけなんっすよ兄貴ィ!」とデッキ交換してもマジで全然勝てない。
ちょっと笑えてくるぐらい勝てないです。
このデッキ、恐ろしくプレイングが難しいんです。
ナシフ型のトーストなら、耐えて耐えてドローしてアド差で……というゲームプランが明確ですが、このデッキにはそれがない。
亜神で攻勢に出るプランでいきたくても殴り合いでは勝てない。
カウンターでコントロールしきるにもドローが足りない。
クロックパーミしたくても盤面にクロックは作れない。
2T目苦花→投了。
「いや、熟考漂いよりジェイスのほうがやっぱり強いんじゃないのか?」というのでジェイスに戻したところ、確かに熟考よりは強かったです。
熟考程度のアドバンテージでは足りなかったんです。
でも、結局は勝てないw
1-9が2-8になったぐらいです。
で、しかしですね。
このデッキのパワーはこんなものではないはず。
いや、違う。
諦めたくなかったんです。
グリクシスカラーのデッキを、グリクシスにしか出来ないデッキを!
プレイングが違うんじゃないのか? このカードが弱いんじゃないのか? と様々に思考を巡らせ二人で回しているうち、勝てる試合がわかってきました。
ポイントは、シューの兄貴が前使っていたナシフ型トーストの対戦。
あまりにもフェアリーに勝てなかったので「じゃあこっちで。まぁ、そのデッキに100%負ける気しませんけどwww」「まーメインはこっちのが腐るカード多いんで負けるかもしんないけど同系メタまで用意してあるサイド後なら絶対負けないっすよwww」と言う事での対戦でしたが……。
グリクシスの圧勝。
サイド後でも圧勝。
何故か?
無論、メインでのジェイスが同系で激烈に強い、と言う点は大きいです。
しかしそれ以上に、勝ち筋が明確だった。
つまりはバーン戦略。
トースト同士だと基本はひたすら動かず土地おきまくってドローを相手エンドで撃ちその内無駄カードのディスカードに入る、なんていう勝負になってきますが、このデッキは違った。
『エンド火葬本体』
『エンドジャベリン本体』
『デミゴ』『カウンターされたら二匹目デミゴ』
ジェイスで肥えた手札から繰り出される火力の雨は相手プレイヤーを焼ききるには十分すぎました。
サイド後。
相手の2T目《遁走の王笏/Scepter of Fugue(CON)》は同系デッキをズタズタにする恐るべき神器ですが、それですら勝ちました。
つまりバーン&呪詛術士戦略。
サイドの呪詛術士がマジで最強だったんです。
「ちょ」
「これじゃね?」
「このデッキの勝ちパターンってこうなんじゃね?」
サイドの呪詛術士をメインに積んで、色々なデッキとやり直す。
すると驚くべき事に勝率はうなぎのぼり。
白黒トークンやフェアリーに2T目ニガバナ張られても本体狙いで勝てるようになってくる。
さらに並行し、ジェイスの使用方法も変わってきた。
基本はお互い1ドロー。
これで火力をひきまし、その火力で持って本体を焼ききる。
つまりフルバーンにおける《吠えたける鉱山/Howling Mine(10E)》+フォッグ効果というカードになってくる。
相手がビートでも何でも基本はお互いワンドロー。
どうせ引かせても本体ダメージで勝てる。
いっぱい出してきたら流弾でまくる。
残酷原理が通れば相手に与えたドローごと手札が飛ぶ。
これによりグリクシストーストは、『青命令の入っている、息切れのないバーン』とでも呼ぶべき、まったく類を見ないデッキへと変化を遂げていったのです。
この不気味さ、異様さ……まさにグリクシスに相応しい異形のデッキ!
長くなってきたので、その最終レシピは次の日記で!
コメント
あれ、最強じゃね?w