【RtR】ｄｄｓ邸深夜ドラフトレポ

2012年10月2日ゲームコメント (3)

というわけで約束通りプレリパックによるドラフトレポです。
今回は８ドラ*３とかなり恵まれたパックによるドラフトを行うことが出来ました。

まずは１ｓｔドラフト
初手、２手目ともになんとも言えないパックで、流血の家の鎖歩きでアグロに組んでいく。
しかし今思えばギルド門でも拾ったほうがマシであった。
とりあえずコンセプトは決まっていたのでそれにしたがってピック
できたデッキはこれだ！

【イゼット速攻】

ふいごトカゲ
膨れコイルの使い魔
流血の家の鎖歩き
流血の家の鎖歩き
流血の家の鎖歩き
凍結燃焼の奇魔
凍結燃焼の奇魔
高射砲手
ヴィーアシーノのゆすり屋
暴れ玉石
ルーン翼

飛行術の探求
飛行術の探求
爆発の衝撃
爆発の衝撃
サイクロンの裂け目
中略
本質の反発
本質の反発
イゼットの魔除け
イゼットの魔除け

下水のシャンブラー
打ち上げ

イゼットのギルド門
ラクドスのギルド門
血の墓所
５山
８島
１沼

まるでラクドスのごときイゼット速攻。
赤の頭でっかちやコスト対効果が異常なフロストバーンに+２/２貼ってダメージ稼ぎ、後半は本質の反発と火力で削り切るプラン。
しかしまぁそううまくも行かず☓☓◯。
とはいっても一戦目でラスゴ食らわなければ勝ってた。まぁラスゴ一発で勝てないけど。
とりあえずイゼットはもうダメだという印象が強まった。

続いて２パック目。
初手は安心と信頼の刺し傷。これ最強。
んでやたら赤流れてくるから赤とってたら、返しで黒連打されてラクドスになった。
っていうか卓一。
んでこのラインナップ、流石にこれ強いっしょ！！

【卓一ラクドス】

ラクドスの哄笑者
ラクドスの哄笑者
死儀礼のシャーマン
リックス・マーディのギルド魔道士
跳ね散らす凶漢
跳ね散らす凶漢
跳ね散らす凶漢
ヘルホールのフレイル使い
下水のシャンブラー
ヴィーアシーノのゆすり屋
貧民街の刈り取るもの
暴れ玉石
ゴブリンの結集
ゴルガリの長脚
リックス・マーディの落とし子

逸脱者の歓び
刺し傷
刺し傷
穴開け三昧
打ち上げ
裏切りの本能
裏切りの本能
爆発の衝撃

１ゴルガリのギルド門
１草むした墓
７沼
８山

結果は貫禄の☓◯☓
えっ？
このレベルのデッキ組んでも勝ち越しすらできないんですか＾＾
ゆーてタフ４出されただけで負けるラクドスの産廃ぶりは以上。こっち先手１ターン目哄笑者２ターン目交渉者３ターン目凶漢解鎖ですら負けたわｗｗ
適当な壁だされて相手の２/２に殴られてるだけで先に死ぬｗｗｗ
凶漢が輝いていたのは３/３で殴る時じゃなく、二人並んで相手の生物を抑えこんでる時だけでしたね。
んで殴ってダメージ与えるより刺し傷で刻んでったほうが強い。クリーチャーで１ダメも与えられず、死儀礼と刺し傷だけで相手倒したとかなんじゃそりゃ。
しかしまぁゆーて引きがおじいちゃんで山５枚引いて黒マナ０とか４，５回あったからそこは差し引くべきかな。多分２－１は出来たはず。
でも逆に言うとさ、初手山山でマリガンしてたら勝てないだよね。KP低いから。
つまりヒキ弱はドブン系ラクドス使うなってこと。

で三度目のドラフト。
もうイゼットもラクドスも勘弁してくれよ！　と思いながら向いたパックの初手は超パワー＆超丸いセレズニアチャーム。
もうパワーカードしかピックしねえよ！　とばかりに狩猟者の協定を取りまくる。
あと土地事故嫌だから斧折の守護者も１－３でとった。
そして出来上がったセレズニアがこれだ！

【セレズニア居住】
ケンタウルスの伝令
ヴィトゥ・ガジーのギルド魔道士
叫び回る亡霊
蠢く甲虫
斧折の守護者
斧折の守護者
太陽塔のグリフィン
セレズニアの歩哨
歌鳥の売り手
歌鳥の売り手
死橋の大巨虫
幽霊の将軍
天空の目
狩猟者の協定
狩猟者の協定
狩猟者の協定
角呼びの詠唱

拘引
魂の税収
根生まれの防衛
トロスターニの裁き
セレズニアの魔除け
兵士の育成

８平地
９森

つええっ！！
なんというカードパワー！　グダったら勝てる上に序盤立って十分耐え切れる！
さらに「スーパー苦花」兵士の育成なんていうインチキレアカードまである。
シンボル優しい＆マナクリいるから基本地形だけでも安心だし、これはキタね！！
なにがビビったってこんな強いデッキなのに上と白緑丸かぶりなんだぜ！
で結果は◯◯☓。なんと最終戦はパーフェクトｄｄｓドローでゴミみてえなイゼットに負けたｗｗ屈辱の極みでござるｗｗｗｗ勝った相手すら疑問に首を傾げていたがまぁこれもＭＴＧである、デッキ強いだけで勝てるなら苦労しねー。
勝ってる試合はすごかったけどね。鳥トークン７匹＋幽霊の将軍とか、毎ターン４/４のサイがハンド減らさずに３体ずつ増えてくとかさ。

でまぁドラフトはそんな感じだったんですが、とりあえず現段階の感想を。

・序盤は多色パワーカードピック？　マナ基盤整備？　それとも単色カードピック？
今回は多色なのでイニストブロックやM13のようなピック基準ではやっていけません。
まずギルドがかぶるとカード足りずに死亡します。
で、多色に強力なカードが多すぎてどれがサインかとか序盤では全然わからないと思います。
なので序盤のピック基準としては、とにかく色無視して一番強いカードをとっていくというのがあります。どうせ捨てる気持ちでとってもいいし、後でタッチの目もありますし。

また土地基盤を先に揃えるという手もあります。これは一見弱気そうですが、後半でパワーカードをガシガシとれる強みにつながる戦略的なピックとなります。
また今回のカードプールはプレイアブルカードがとても多いので、序盤で土地とっててもカードが足りずにデッキが組めない、という事態はまずありません。
土地基盤を熱くして３色目にプールを広げれば尚更です。今回は一色広げると、そのカラーに加えて使える多色カードの幅も広がることに注目です。

また、とにかくデッキで使いやすいカードとして強力な単色カード（あるいは混成カード）をとっていくてもあります。例えば緑単色でとっていって、セレズニアかゴルガリかは決めずギルドは保留するというとり方です。
これは丸いように見えますけど、下へのサインを実質何も送っていないのでけっこう危ないんじゃないかと思います。結果的にどちらのギルドも許さない可能性を残してしまうし、単色カードってあんまり強くないので。
まぁ、ゆーても刺し傷だったら余裕の初手ですが。

・ギルド被ったらまず死亡
一色かぶるのは別に問題ない。むしろ上下と一色ずつ被っててもまるで問題ない。
だがギルドが被ったらまず共倒れする。
そして恐ろしいのは、多色環境だから途中から色変えて逃げるのがほぼ不可能という事！！
上家にはおとなしく従うのが吉なんだけど、上の事情のとおりに、上家が色決めずにパワーピックしてくる系もしくは土地ばっか取ってる系だとサイン読むのは難しい。
むしろ初手～３手目ぐらいは捨てる気持ちで、４～６手目ぐらいで上家の色読みきってから自分の色決める気持ちがいいのかもしれない。

・むしろ大事なのは２巡目からか？
二巡目の流れを見て、かぶりは無さそうだと思えればまずひどい失敗にはつながらないでしょう。
ですがどうも流れが悪い、被ってるのか？　という印象を受けたら要注意です。
こうなった場合、ここから色変えして逃げれるギルドは存在するのか？　一色流用できればまだいいんですが、それすら出来ない時果たして間に合うのか？
あるいは３巡目に期待してひたすら耐えるのか？　
うーん、難しいです。

・ラクドスは危険
プレリでの強さが印象に残ってしまうラクドスですが、ドラフトではかなり難しいギルドです。
ギルドパックみたいに強いカードがバンバン出るわけじゃない上に、ゴルガリやイゼットに穴開け放題を摘まれてカードプールがすごく窮屈。
タフ４を突破できずに余裕のゴミデッキ、という事になりかねません。

・緑系は丸い
まずもって門を這う蔦と斧折の守護者が丸すぎる。多色環境でマナ基盤があるというだけでも優位。
そしてセレズニアｔアゾリウスあるいはゴルガリ
あるいはゴルガリｔラクドスあるいはセレズニア
どれも強く、しかもかかっと逃げやすいです。
ゲームプラン的にある程度ゆっくりでもいける（というか中盤以降本気だす）ので、ひきむらをカバーしやすいのも魅力。
やや遅いものの、コモンの単純なカードパワーも高い。
個人的には緑系丸いと思います。

・イゼット？？？？？
デッキがわからんｗｗｗ
何すればいいのｗｗｗｗ
あとラクドスにレアだけカットされるのが辛いでござるｗｗｗ

とりま、現状の印象はこんな感じです。
一言で言えば、ムズイっす。
M13が初心者向けのシンプルなセットだっただけに、その印象はより強いですね。
多色環境特有の、色事故＝死、というのもハード。これをどう回避するかはピック段階から考えるべきでしょう。
しかし今のところなかなか面白く、特にレアゲーがあまり発生しないのがいい感じです。まぁラスゴとかは流石にヤバイけどミラディンブロックに比べれば全然いいｗ
とりあえずもっともっとドラフトやって研究していきたいです。、
相当に奥が深い印象です。難易度高いぶん、これはやりがいがありますよ！