上　なんたらベイロス
２GG
相手にハンドから捨てられたら場に出る
場に出たら４ゲイン
４/４

やっと荒廃稲妻対策が……
萎れ葉に比べれば優しいけど、これもかなり強い。
っつうか普通に考えたらすげーつえー
貪欲なベイロス、あるいはロクソ教主のアレンジでもあるね。強い。

真ん中　なんたらマーフォーク
２U
相手にダメージ通ったら1ドロー
１/３
知恵の蛇がみんな大好きマーフォークになって帰ってきたぞ
何気にサボタージュ能力じゃなく刻むこともできる
なかなか優秀な一枚だけどスタンじゃどうかな
下の環境ではセルキーのほうがいいか

下　マナリーク
説明不要の優秀カウンターが復活
続唱さえ落ちてしまえばジェイスも合わせて青の時代の復活か？
個人的にはマナリークはバランス的にかなり好き。
強いけど完璧じゃないのがいい。
所詮１：１だし、デッキによってはケアしながら動いたり出来るのが好き。

他にも新オーバーランとかいろいろ出てたけど.目玉はベイロスとマナリークだね。
一見ベイロス馬鹿ツエエと思ったけど悪斬のこと考えたらこんなものだった。
とりあえずブライトニングで捨ててドヤ顔したい。
でもジャンド落ちたら、よっぽどバーンが強くならない限り使われなくなりそう。
ロクソ教主なみのスペックでもクリーチャーインフレが進むスタンでは……

定業

仏語。
１ 前世から定まっている善悪の業報(ごうほう)。決定業(けつじょうごう)。
２ 念仏四業の一。座禅によって精神を集中し、仏を観ずること。


「MTGは宗教」を地で行くカードがでますね
ドローするカードなんて前世から定まっているわけですよ
言わば神仏によってすでに積み込まれてるんですよ
占術で2枚送ってもトップランドしかないんですよ

まぁ実際これはかなり強いですよね。
あのセラムビジョンより単純に強いわけですし。
思案は落ちるだろうけど、同時に使える時期あるし、そうなるとゼロックスみたいなデッキも組めるでしょう。
窯の悪鬼もあるしね。攻撃通らないけど。
いやここはターボゼロックススフィンクスの杖かｗ

GPTでは召喚の罠、デーモン、ゲームデーは黒緑三始祖ビッグマナ。
ニッセン予選でもデーモン、GP本戦は召喚の罠……

エルドラージの魅力にとりつかれたdds666は、ROE発売後常にエルドラージを使うことにこだわり続けてきた。

それだけ魅力的なのだ、この生物は。
公式でも紹介されたが、エルドラージの元ネタはクトゥルー＋ギャラクタスだ。
こんないかにもな超怪物を、dds666は待ち焦がれていた。
発売から今にいたるまで、ひたすらの手段で使い倒し、
いや発売前から、すでに心奪われていた。

その時書いた設定記事はこちら
http://delete.diarynote.jp/201003250347447559/
幸い、非常に好評を得た。

GPではfoilのエムラ、foilの全ては塵。トレードではジョニーさんから北京語のエムラを手に入れ、いよいよ持ってエルドラージマニアの資格が出てきたところ。
最後のニッセン予選もエルドラージ使うぜ！！　と新たなデッキを調整しているところだが、それはさておき。

しばらく前だけど、公式で新たな設定記事が出た。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/88

これはエルドラージの三血族についての設定と、カード化前のコンセプトアートなどが乗せられたものだ。
とくにコンセプトアートは興味深いので、英語がわからなくても見る価値大あり。
とりあえず右の写真については、それぞれ

エムラクール
ウラモグ
コジレック

の初期デザインと言うことになる。

以下、ざっと自分なりの噛み砕いた説明。

エルドラージはすべて、三始祖のどれかに連なる血統を持っている。
三血族にはそれぞれ特徴があり、血族は大なり小なり、能力や外見的に始祖の特徴を受け継いでいるのだ。
カード化されているエルドラージ・クリーチャーは、すべてこの特徴に従って、どの血族か判別できる。

１・エムラクール
もっとも巨大で強大なエルドラージの始祖。具現化した恐怖であり荒廃。マーフォークの神話ではエム、コーの神話ではエメリアとして伝えられる空の神。
空の神と言うだけあって飛行能力をもつが、これは不可思議で理解不能な力で重力をねじ曲げてのものらしい。また、近しい血統以外は飛行能力は受け継がれていないようだ。
外見的な特徴としては、不安定な左右非対称の肉体や、格子状になった筋肉組織が上げられる。海綿状のこの組織は、それだけで別個の生命体のように蠢いている。
また、名状しがたい異様な派手派手しい体色もその特徴の一つ。これは一定のものではなく、光の加減で色彩を変えるらしい。
これらの特徴から考えられる血族は、
「巣の侵略者」「エムラクールの孵化者」「エムラクールの手」
「解明」「面晶体のマトリクス」「消耗の蒸気」などにうつっているものもエムラクールの血族だろう。
公式ストーリーから推測するに、「臨死体験」で倒れているエルドラージはエムラクールではなくその血族のようだ（ギデオンは戦いの後エムラクールの姿を目にし、その圧倒的力感に絶望。解決策を見つけ出すために次元を後にした）。

・ウラモグ
マーフォークが信仰する海の女神ウーラとして伝えられる。
疫病の象徴であり、寄生者と宿主の見えざるつながりの象徴であり、「無限に廻る者」の二つ名の通り、破壊と創造の象徴でもある。
彼自身がそうであるように、大量の太い触手が外見的な特徴となるが、それ以上に特徴的なのは、無貌の髑髏を思わせる仮面である。
この血族は
「ウラモグの破壊者」「ウラモグの道滅ぼし」「ウラモグの種父」がカード化されている。
スペルにはより多く映っており「災難の範囲」「全ては塵」「裏切りの本能」「爆発的天啓」「思考の荒廃」他にもいくつか見受けられる。
ウラモグの血族はみな貪欲で破壊的だと言う。「災難の範囲」「全ては塵」などのスペルからも、その傾向は窺い知れる。

・コジレック
マーフォークが崇拝するペテンの神コーシとして伝えられる。
コジレックとはすなわち幻影であり、謎であり、嘘であり、精神の支配であり、変身であり、実験である。恐慌の混乱、謎に包まれた罠、思考を掻き混ぜるものとも呼ばれる。
コジレックの血統は強固な肉体を板金鎧のような外骨格に覆い、刃やノコギリに似た形状の突起物を備えている。あるいはこれらは本体を離れ、周囲に浮遊しているものもある。また、多数の目を持つものもある。
この血統のクリーチャーは多くカード化されており、
「背くもの」「コジレックの職工」「コジレックの捕食者」「肉食らうもの」「戦慄の徒食者」がいる。
ペテンの神として伝えられるだけあり、カードとしてはトリッキーな効果を持つものが多い。一方で残虐な行為を好むとも言われ、「死骸孵化」などはまさにそのとおりのものだろう。


いや～、やっぱりエルドラージはいいですね～。
スタン落ちするまでずっと使いそうです。
こうしてまとめてみると、なんとなくですが
エムラクール＝青黒
ウラモグ＝赤黒
コジレック＝緑黒
的なイメージなのかなぁ、と。
まぁ実際には色の範疇を超えた能力を持っていて、それがまた魅力的な部分なんですが。

これはかなり強そうなカード。
単純にCIPでアドが取れる上、生き残れば毎ターン追加でアドが取れる。
場に出た時点でとりあえず仕事が出来る、というのは現スタンでの巨大クリーチャーの必須条件の一つ。
その上生き残れば一体で場を制圧できるかもしれない。
マナコストや戦闘力も悪くないので期待できそうなカード。

似たような能力を持つ白粘土の教団はサッパリだったが、こいつはいけそうだ。
なんだかんだでCIPなのがいい。これがアタック時だけだったらせいぜい忠告天とどっこいぐらいだったんだが。
絵もなんかヤバイ。魔戒騎士っぽい。


しかしデブ天といい忠告天といい悪斬といコイツといい、いつから白はマナレシオ最強になったんですかね。
まぁ天使は空飛んでるし特別だとしても地上戦でさえ遅れをとってしまうなんて……
緑（笑）クリーチャー最強（笑）


どうでもいいけどこいつと世界大戦一緒に使うと……何が始まるんです？

Perhaps　You’ve　Met　My　Cohort（ああ、貴様も我が友と面識があるかもしれんな）

貴方のライブラリからプレインズウォーカーカード一枚を探し、戦場に出しても良い。その後あなたのライブラリをシャッフルする。

ソースは海外サイト。
げっげえええええええええええなんという強さ！！
先行１ターン目にニコルとかソリンとかマジぱねええええ！！！
そういやソリンのターン奪う能力って、アークエネミーだとかなり良さそうですよね。
勇者の一人を操って同士討ち！
「な、何をするんだ○○！　目を覚ませ！」
「か、身体が勝手に……うわああああ！」

ロンさんの話だと、発売記念イベントで配られるスキームのプロモは「次に計略を実行する時、一枚の代わりに三枚実行する」というこれまたヒドいヤツらしいので、これとは違いますね。
どこで配布になるのか気になります。


きょうじゅさんのDN見ててアークエネミー熱が超上がってきました。
M11のカードもいくつか出ていますが、アークエネミーやEDHを意識してかマルチプレイ対応のテキストも結構ありますね。
きょうじゅさん提案のように、魔王側がEDHのデッキ使う、というのは面白い試みだと思います。
ジェネラルがボスキャラっぽい感じですしねｗ

と言うわけで、ちょっと考えた悪そうなアークエネミー用EDH


ジェネラル：無慈悲なるものケアヴェク

・クリーチャー（主に全体攻撃や制圧力を重視）２４枚
大いなるガルガドン
黒死病の悪魔
のたうつウンパス
火口の乱暴者
精神を刻む者
カルデラの乱暴者
戦慄をなす者ヴィザラ
墓生まれの詩神
火炎舌のカブー
肉袋の匪賊
リリアナの死霊（M11の新カード、敵全員をディスカードさせるでかい貪欲な鼠）
魂の汚染者
夜景学院の使い魔
叫び大口
戦慄
包囲攻撃の司令官
燃え立つ死霊
隔離するタイタン
残忍なレッドキャップ
くぐつしの徒党
ボガーダンのヘルカイト
炎波のドラゴン


・精神攻撃（スキームのリアニ系カードを活かすためにも欲しい）３枚
シフォンマインド（４マナで合計３枚捨てさせて３ドロー、多人数プレイでのパワーカードの一つ）
狂乱病のもつれ
底なしの奈落

・全体除去スペル（魔王といったらこれでしょう）１０枚
地震
溶鉄の災難
彗星の嵐
滅び
血のやり取り
災難の範囲
ジョークルホープス
抹消
滅殺の命令
苦痛の命令

・装備品（絆魂はケアヴェクとの相性も◎）３枚
梅澤の十手
ロクソドンの大槌
バジリスクの首輪

・ドロー　６枚
精神の眼
ネクロポーテンス
ファイレクシアの闘技場
夜の囁き
デモニックチューター
魔性の教示者

・PW　５枚
チャンドラ・ナラー
燃え立つチャンドラ
リリアナ
ソリン
狂サル

・その他　５
火群れのどよめき
打倒
動く死体
ネクロマンシー
瀝青破

・マナ加速　１０枚
ソルリング
連合の秘宝
スランダイナモ
精神石
永遠溢れの杯
冷鉄の心臓
赤ダイア
黒ダイア
暗黒の儀式
煮えたぎる歌

・ランド　３９枚適当に

普通はこんなにクリーチャー除去ばかり入れても意味ないんですが、アークエネミーと言うことでクリーチャーデッキと戦うことを想定しての選定。
そこまでガチではないけど、赤黒と言うことで暴力的な魔王っぽい呪文が多いです。かなり楽しめそうｗ
ケアヴェクはジャムーラサイクルのボスキャラだったので悪くない人選と言えるのではないでしょうか。
スキームデッキは赤黒のゾンビのやつを基本に、少し入れ替えるぐらいでいいと思います。

やべえ楽しそうｗ
発売が待ち遠しいです。

昨日の予告通り、アークエネミー（archenemy/大いなる敵）体験会についてレポします。
ぶっちゃけ今回のGP仙台で一番面白かったｗｗ
長いので注意。
あと色々間違ってるところもあるかもしれませんがご容赦ください。

●アークエネミーとは？
MTGの新しい遊び方を可能とする新商品です。
紹介ページはこちら。
プレーンチェイス同様、日本語版の発売や紹介はないみたいです。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/432

ざっとルールを説明しますと
・一対多数（普通は一対三、今回のイベントでは多くのプレイヤーに楽しんでもらうために一対四。プレイヤー側有利にするサービスの意味もあったと思う）のマルチプレイヤーゲーム。
・一人は世界を滅ぼす悪の魔王役となり、残り全員はそれを倒そうとする勇者側になる。
・魔王側は通常のデッキに加え、スキーム（scheme/計略）デッキを使用する。これらは二〇枚のスキームカードから構成される（商品のアークエネミーにはそれぞれ構築済みのデッキと、スキームデッキが含まれている）。
・魔王は毎ターンのメインフェイズ開始時、スキームデッキのトップをめくり公開する。その後、スキームカードの効果を適用する。このスキームの効果は凄まじく、全相手のハンドを二枚ずつ捨てさせるとか、土地以外のパーマネントをすべて破壊するとか、猛烈なものばかり。このアドバンテージにより、一体多でも戦えるようになります。実行後のスキームは、スキームデッキのボトムに置かれる。
・スキームカードの中にはオン・ゴーイング（on　going/継続）のタイプをもつものもある。それは実行後も公開し続け、以降常にターン書かれた効果を発揮する。継続型スキームには、例えば全ダメージを一点ずつ軽減するとか、各アップキープに墓地からクリーチャーを釣り出すものがある。継続型スキームには破壊条件が設定されていて、それが満たされると継続は終了。スキームデッキのボトムに置かれる。
・スキームはスペルではないし、色もない。スキームの効果はすべて誘発型効果であり、スタックに積まれる。対応して何かできるし、もみ消し等で打ち消すこともできる（ロンさん談）。
・勇者側は、双頭巨人戦のようにターンを共有する。ただし場やライフはそれぞれ別個に管理される。手札やパーマネントは、当然共有しない。
・勇者側は手札を見せ合ったり、プレイングの相談をするのも当然OK。
・魔王は勇者全員を倒せば勝利。勇者側は魔王を倒せば勝利。つまり、勇者側は最後に一人でも生き残っていれば勝利となる。
・魔王はライフ４０点、勇者はそれぞれ２０点。
・必ず魔王が先行で、先行ドローあり。
・魔王も勇者も、全員一回のフリーマリガン権がある。

だいたいこんな感じで説明される。
今回の魔王役はロン・フォスター氏。Wotcの日本MTG組織化プレイマネージャー自らが、悪の帝王になりきって相手をしてくれた。
やたらノリノリで楽しかったｗ

一日目はアークエネミーの構築済みデッキでゲームしていたが、流石にトーナメントデッキ四人を相手取るのは厳しいので、二日目はロンさんはお手製のEDHデッキを使うことに。

勇者側メンバーと使用デッキはdds666（蔦ナヤ）、kukeke（ジャンド）、将軍（トリコPWC)、ヌルキ教授（エルドラージマナランプ）。
ヌルキ教授のデッキがむしろラスボスっぽいｗ


さて試合前にロンさん、丁寧にルールを説明されていたのだが、最後にこんな事をいう。
「今からわたしは悪のラスボスになりますのデー、少し変な事言いますケド気にしないでクダサーイ」
「わたしの事は我、あなた方の事は貴様らと呼びマース」
「もし我を倒し世界を救うことができれば、魔王の宝箱からブースターを商品にして出しマース」
「もっとも貴様達が我に勝つ事などできるはずもないがな！！」

このパフォーマンスでもはや爆笑。

「さぁ、貴様達自身で死に様を選ぶがいい！」
ノリノリのロンさん、デッキを二個出す。

「Bring About the Undead Apocalypse」
「Scorch the World with Dragonfire」

どちらも今度発売されるアークエネミーのデッキだ。
体験したい方を選ばせてくれるわけだ。

「ゾンビの黙示録で食い殺されたいか、それともドラゴンの炎で焼き尽くされたいか？」
「まぁ考えるだけ無駄だがな、どうせ貴様らに勝ち目はないのだから！」
この魔王、ノリノリである。

「まぁ勇者的にはドラゴンだろｊｋ」と全員一致でドラゴンのほうを。


「いいだろう！　それならばぴったりのデッキがアリマース」

とデッキケースを漁るロンさん。
出てきたのは「鉤爪のジィーリーラン」がジェネラルのEDHデック。なるほど、ドラゴン使いという意味ではこれは熱い。ヌルキ教授は始祖ドラゴンの末裔を予想していたようだったが。

ゲーム開始、マリガンチェックで手札を相談しあい何人かがフリーマリガン。まぁドブン系のハンドではないがそこそこ戦える感じのハンドでキープすることに。
自分は血編み、エルズペス、ミシュラ含むランド五枚。ヌルキープだが、多人数戦だしマリガン後クズ手になって足を引っ張るよりは。それに重いがカードパワーはあるしね。
しかし、この判断が後に思わぬ結果を招くことに……。


ロンさんはマリガンなし。
「貴様達を倒すにはこの手札で十分だ、フハハハハハ！」
この魔王、本当にノリノリであるｗ

ではここからは、スキームカードの効果を解説しながらターンごとのアクションを見て行こう。
ロンさん、独自の訳でスキームカードを読み上げるのだがこれがとても面白いｗ


●１T目　
先行ドロー後、スキームがめくられる。皆が注目の中、ロンさんがスキーム名を読み上げる。
「我の望みは貴様達の支配」
My Wish Is Your Command

めくれたとき、勇者側全員の手札を公開する。それら全ての中から、クリーチャーでも土地でも無いカード一枚を選ぶ。それをコストを支払わずにプレイしてもよい。

い、一ターン目からなんという効果ｗｗｗ
全員のハンドを眺め一向した後、dds666のエルズペスを奪う。
なんてこった！　有効配一枚だけになった上に、相手の場に最初からエルズペスが出ていると言う凄まじいゲームになってしまったぞ！！ｗｗ

勇者側は全員ランド出すだけでエンド。
しかし相手の場にいきなりエルズペスとかプレッシャーやべえｗ

●２T目
「貴様らの脳みそでは我の偉大さは理解できまい！」
Your Puny Minds Cannot Fathom

めくれたときカードを４枚引く。さらに次ターンまで手札の上限がなくなる。
単純に強力なアドバンテージｗ

ロンさん、ドヤ顔でドワーフ鉱夫をプレイ。特殊地形ばっかりの我々には超ささるぜｗｗ

だが勇者側のターンで、kukekeが颯爽と稲妻で鉱夫を焼く。
dds666はコブラをプレイ。
ヌルキ教授探検で加速。
将軍、壁プレイでドロー。
勇者側、まずは順調に場を構築していく。

●３T目
「ではここで我の最新のしもべをご紹介しましょう」
Introductions Are in Order
　ライブラリからクリーチャーを探してハンドにいれるか、もしくはハンドからクリーチャーを一枚選んで場に出す。「歯と爪」の縮小版のようなスキーム。

これはやばい、さっきの４ドローで手札は潤っているに違いない！
出てきたのはカー峠の災い魔！　圧倒的な盤面支配力を持つ8マナのドラゴンが、3ターンにして降臨！

ロンさん、精神石を出し、ペストークンでアタック
「あなたに攻撃します……sorry、貴様だ！」
面白すぎるだろこの人ｗ

その後、さっそく災い魔の２ダメ能力でコブラを焼き、新たにトークンを出す。

流石に災い魔をほっておいては、地上クリーチャー主体のナヤとジャンドは手詰まりだ。
だがそこはジャンドの除去力はハンパではない。kukeke、終止で災魔を焼く。
俺、ハンマーをプレイ。
突如現れたボス級のモンスターを倒したわけだが……


●４T目
「空を見上げろ、そして絶望するがいい！」
Look Skyward and Despair

５／５飛行の赤のドラゴントークンを場に出す。
シンプルながら強力な効果！

災い魔を倒したのも束の間、またしてもファッティ登場。一難去ってまた一難とはこの事だ……と勇者側が焦っていると、ロンさん「シャギャアアア、ギャオオオオオ」と身振り手振りでドラゴンの真似ｗ　本当にノリノリだなこの人ｗｗ。


その後、ロンさんはドカーン！　をプレイ。
ギャンブルカードだが多人数戦対応なので熱い。それにジィーリーランのEDHデッキだから、当然ドラコも入ってるだろう。もしめくれたらkuekkeは死ぬｗｗ
しかし大して重いカードはめくれず、マックスでも六ダメで収まる。ふ～。
しかしペスがはやくも忠誠値８。これはまずい。

ここでヌルキ教授が寺院などによりマナが揃い、全ては塵をプレイ出来るようになる。
リングでペスをやるパターンも考えられたが（後で塵うっても帰ってくるし）、ここは相談の結果、テンポとチームワーク的に塵と判断。

まずは教授が魔王の場を灰燼と化す！
その後、俺とkukekeが同時に血編みを召喚！
俺はコブラ、kukekeは稲妻を続唱。速攻パンチでロンさんにダメージを与えプレッシャーをかけて行く。
さしもの魔王も、スタン最強クリーチャーを同時に二体出されて苦しい表情。

●５T目
「貴様らの運命はすでに尽きている！」
Your Fate Is Thrice Sealed
自分のライブラリトップを３枚公開する。その中のランドをすべて場に出し、他はハンドに入れる。なんというアドバンテージ！

これで増えたマナを活かし、ロンさんは霧氷鱗のドラゴンをプレイ。能力説明時に「コォォォー、ピキーン」と冷凍ブレスのパフォーマンス。いちいち面白すぎるｗ

毎ターン続々と現れるドラゴンの群れに対し、しかし勇者側も怯まない。
将軍、pteでドラゴンを除去。
dds666は赤緑ミシュランを起動し、kuekeの血編みと合わせて全力攻撃。一気に魔王のライフは20点を割る。
kukekeは追撃のギャンコマをプレイ。
ヌルキ教授はガラクからトークンを出し、勇者側磐石の態勢に。

●６T目
「貴様か、貴様か、それとも貴様か？　どいつが一番よく燃える？」
Which of You Burns Brightest?
めくれたとき、Xを支払っても良い。対象の対戦相手と、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー全てにXダメージ。
スキームの中には、このように追加コストが必要なものもある。序盤めくれると重いがその分効果は強烈だし、後半めくれた場合の逆転製は目をみはるものが。

対象は当然kukeke。X=２が支払われ、kukekeの場は壊滅した。
このスキームはけっこう重いと思ってたけど、２T目のマナ加速のせいですごくマナが潤沢で問題はなかった。
やはり魔王のマナ加速は強い！

その後、ロンさんはついにジェネラル「鉤爪のジィーリーラン」をプレイ。


勇者側のターン、色々とみんなで考えていると、ヌルキ教授が場を把握し指示を出す。
「ジィーリーラン除去ってミシュラン全起動で殴れば、相手に除去なければ勝ちじゃね」
と言うわけで将軍がリングでジェネラルを除去、
全員でパンチ……

するとロンさん、手札６枚を公開するもすべて山ｗｗｗｗ
やはり日本のマジックの総取締役でさえ、ヌルキ理論には勝てなかった……ヌルキ教授の前でフェッチを起動したりPTEでランドサーチなどしたせいで、土地しか引かなくなったのだ。
恐るべしヌルキ理論！


と言うわけで割とあっさり勇者側の勝ちとなりましたが（まぁ体験会では１：４なのでもともと勇者側がかなり有利。１：３なら難しい感じだったと思う）、ゲームが凄くダイナミックで面白かったです。
勇者側のデッキのバランスもよく、ナヤとジャンドがアタッカー、PWCとマナランプがサポートと除去、とコンビネーションもよかったです。

ちなみに魔王の宝箱からは有害な前兆が出ました。カスレアｗｗｗ　ヌルキ理論ｗｗ


しかしこれは面白いですね。
ガチのトーナメントプレイとはまた違う、パーティゲーム的な面白さがあります。
ロンさんみたいに悪役になりきってプレイすればより楽しさも増すでしょう。スキームカードは魔王のセリフになってたりするので、それぞれ中二病的なセンスで訳してやってみてもいいかもｗ、
勇者側もわいわい相談してやると面白いですね。
あまりガチなデッキ使わずカジュアルにやった方が面白いと思います。
全員EDHのデッキを使ったりしてもいいかも。




アークエネミーは６/１８発売予定です。
また同週末には各地でアークエネミー発売記念イベントも催されます。
名古屋では６/１９に金山ブランチ（まさに魔王の地だよな）、６/２０に東別院（ニッセン予選二次の併催）が予定されています。
これにも参加してみたいと思います。



・番外
試合後に「これでれば良かったデスネー」とロンさんに見せてもらったカード
「我の圧勝だ！」
My Crushing Masterstroke

これが場に出たとき、対戦相手全員のコントロールするクリーチャー全てをアンタップし、ターン終了時までコントロールを得る。それらは速攻を持つ。それらは、それぞれのオーナーにしか攻撃出来ない。
「暴動」のごときカード。多人数戦での威力は折り紙付き、逆転性がヤバい！

「何がはじまるんです？」「第三次世界大戦だ」
これだけのfoilベネット（獣壊しの事ねｗ）すべてがサインドになれば……
こいよベネット！　本戦なんて捨てて並びにこい！


と言うわけで、いよいよ明日から仙台へ出発です。
今回は試合もだけどホテルも楽しみだな～ｗ
ＤＮで知り合えた方と実際に顔を合わせられる機会もあればなお嬉しいです。
皆様、会場でお会いできましたらよろしくお願いします。

なんかわかりやすい目印つけてくか……とも思ったが犯罪になるといけないのでやめておこう。
DF刃のカードケース使ってるメガネデブオタクいたら多分僕ですんでよろしくお願いします。

本戦についての心構えは以前の日記に書いたので割愛。
GPなどの大きなイベントは、本戦以外にも楽しみがたくさんあって、むしろそっちが楽しみです。
上記の知り合いと顔合わせできるのもそうですし、知らないプレイヤーと沢山戦えるのも面白い、豊富なサイドイベントや、サイン会、バイヤーブースでの買い物、トレードも楽しみです。
サイン用カードは写真の通り調達済みｗ
初日で落ちたら二日目はニッセン予選かシールドか気分で決めます。あとアークエネミー体験会はやりたい。

後はトレードと物販ですね。
外国と日本の価値観の差を生かせば非常に有意義なトレードが出来る場です。
自分はトレードと言う行為自体が好きなんで、密かに毎回楽しみだったり。
普段だとどうしてもゲームで使うカード優先して集めるけど、こういうところで趣味のカードを集めるのがいい。

と言うわけで募集中のカード！
持ってる人いたら声かけてください！


●foil探し中
エルドラ始祖三神（日本だとやたらたけー！）
PWニコル様
ソリン
憤怒の天使アクローマ
ｽﾗｸｼﾞﾑﾝﾀﾞｰﾙ
地を赤く染める者
ｵﾌﾞｼﾀﾞﾝﾌｧｲｱﾊｰﾄ
黒曜石の火心

●無限回収（foilも）
地獄彫りの悪魔
怒りの雨雲
種族デーモンのカード

地獄彫りは目標６６６枚。誰かさんのせいでちょっと値段上がって集めにくくなってしまった。
怒りの雨雲はなんとなく出すぎたので集め始めた。雰囲気が昔の妖怪特撮映画っぽくて懐かしい。フレーバーテキストがファビョってるのもポイント。そんなに集めた気はないのに気づいたら２０枚ぐらいあるリアルでこわいカード。

まぁとにかく、みんな楽しんでいけたらいいっすよね。
皆さん、よろしくお願いします。